今日は、いつも世話になっている不動産会社の社長と
サシで飲んだ。
十数年の付き合いの中で初めてのことだ。
仕事のこと、プライベートのこと、女性のこと…
そうとう腹を割って話ができた。
やはり酒はいい。本音を語れる。
ふたりで軽く一升は空けたのではないか。
ひっさびさにベロンベロンによっぱらった。
相手の社長もロレツが回っていなかった。
何しろ日頃から機関銃のように話す方だ。
そう、頭の回転が早い方で、こちらも必死だった。
いやもちろん楽しかったのだけれど。
でも嬉しかった。親父の代からの付き合いだが…
ようやく一人の男としての付き合いができたと思う。
…さすが不動産会社の社長。
地元の街のちょっと思いもよらぬ小料理屋に
連れて行ってもらった。
料亭ではないが、
ごく普通の民家の中を改装して作られた空間は…
清潔で畏まった感もなく、
知り合いの家に呼ばれたような雰囲気の中で寛げた。
私自身にとっても大きなヒントを頂いた。
大風呂敷を広げなくともアイディア次第で、
どこでもどんな形式でも商売は可能だろう。
もしかしたら社長も僕の勉強のために
連れて行ってくれたのかもしれない。
社長、有難うございました。
また飲みに行きましょう。