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写真と向き合って

October 17th, 2016

 
恐る恐るカメラを構えはじめて、もうすぐ1年になる。
 
 
それまでのんべんだらりと撮影したり、メゾン松原の宣伝用写真を撮ったりはしていたけど…

ちゃんと意識を持って被写体に向き合うことは無かった。
 
 
ただ数年前からカメラへの関心は高く…

写真投稿サイトや、お気に入りの写真家のブログ等で、何万枚もの玉石混交の写真を繰り返し見ては、写真の良し悪しや見方、そして自身の好みを掴むことができた。
 
 
描写、色彩、ボケ、構図、光の捉え方、レンズの味、被写体の魅力…写真を評価するポイントは沢山ある。

機材…
特にレンズごとの描写の違いは徹底的に調べ上げた。

購入に投じた額は恐ろしくて家族に言えない程だ。
 
 
その中で自身の目指す”絵”は綺麗な写真ではなく…

人に何かを訴えかける、物語を感じることのできる、今にも動き出しそうな、皆でワイワイ語り合える…

そして想いを伝えられる写真だと悟った。
 
 
その視点は1年が経とうとする今も変わらないどころか、より強く明確になった。
 
 
この1年で磨いた技術は本当に基礎的なこと。

ピント合わせ、露出設定、WBの調整、手ブレの抑え、集中力の持続や緩急のつけ方…

そして、心の持ち方と撮影マナー。
 
 
使用したレンズは敢えて特殊なものは使わず、基本と思われるレンズのみを使用した。

28mm、35mm、50mm、85mm、135mm、200mmの単焦点に加え標準ズームのみ。
 
 
構図もごく自然な絵を心がけた。地味ではあるが、まずは普通の絵を普通に撮れるようになろうと。

その目標は10のうち5くらいは達成できたと思う。
 
 
次の段階としては、表現力を高めていきたい。そして綺麗な絵を目指さないとはいえ最低限の精度は身に付けたい。

レンズもよりキワモノのレンズを使おうと思う。

露出や特にWBもより大胆に緻密に調整し試行錯誤する。ストロボを使った撮影もこれからだ。

三脚を利用した長時間露出の撮影も挑戦したい。
 
 
屋外での撮影を含め、ロケ地も探そうと思う。

車で遠方や僻地にも出かけたいし海外にも遠征したい。
その中でモデル撮影に適した場所も探したい。
 
 
ただ…現段階ではテーマを絞ることは止そうと思う。
奇をてらわず感性の赴くままカメラを構えたい。
 
 
また他の優れた作品をたくさん見たい。

写真に限らず、映画、絵画、版画、彫刻、クラフト作品…
とにかく”見る”ことで得るものがあると信じている。
 
 

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