レンズ交換式カメラの世界シェアはCanonとNikonで約8割。
Sony、Olympus、Panasonicのシェアを加えると約96%。
(2012年 出荷台数/週刊東洋経済2014年2/8号)
*レンズ交換式カメラ=一眼レフカメラ+ミラーレスカメラ
*一眼レフカメラ – Wikipedia
*ミラーレス一眼カメラ – Wikipedia
*「デジタル一眼レフとは?」- デジカメ比較研究会
*「ミラーレスカメラとは?」- デジカメ比較研究会
自宅にて 2013 初夏(eos5d2 tamron90mm f2.8)
プロの撮影現場でもこの比率はそうは変わらないでしょう。つまり我々が目にするほぼ全ての写真がMade in Japanの製品により撮影されていることになります。
*現地工場生産が進み、厳密にはMade in Japanではないこともあります(ただし、国内回帰の動きもあります)
自宅にて 2013 初夏(eos5d2 ef100mm f2.8 macro)
カメラが売れないと云われる昨今ですが、現状では日本企業の独断場のようにも見えます。しかし海外の気鋭のメーカーも台頭してきており、牙城を崩される可能性も無視できません。
自宅にて 2013 初夏(eos5d2 ef100mm f2.8 macro)
ただ、膨大なレンズ資産がある限りプロやハイアマチュアを対象とした市場では当面は安泰だと思います。
カメラ本体もさることながら写真にとってまず重要なのは交換レンズの性能だと考えています。
製造の現場に携わった訳ではないのであくまで想像ですがレンズの設計や製作には、蓄積してきた技術や最新技術とともに高度な”職人芸”が必要になるのではないでしょうか。
他の製品では他国の追随を許したMade in Japanですが、光学製品に限らず”職人芸”が必要とされるジャンルにこそ世界で生き残るヒントが隠されているのかもしれません。
*「写真用レンズをつくる人たち」- ウェブマガジン
CAST:Canonレンズ
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