前回記事のWikipediaについての補記です。
世界で最も影響力のあるメディアは、もう何年も前からBBCでもCNNでもなく、ましてNHKや朝日新聞でもなくtwitterとYouTubeとWikipediaかもしれないですね。
*twitter – Wikipedia
*YouTube – Wikipedia
*Wikipedia – Wikipedia
中国のネットへの過剰と一見思われる反応やNHKの情報番組でのSNSの取り扱われ方などを見ているとSNSに疎い私にも自ずと実感させられます。
*SNS – Wikipedia

WikipediaはSNSではなく、CMSであるWikiを利用した万人参加型の”ネット上の百科事典”ですが、その論文然とした情報の閲覧し易さからユーザーは世界中に相当数いると思います。
*CMS – Wikipedia
*Wiki – Wikipedia
もし重大な案件に於いて意図的に情報操作が行われたら既存の(プロの)マスコミやテキスト(歴史書等)も太刀打ちできないのではないでしょうか。
悪意を持った知識人が匿名において詳細な書き込みを行い多数の人間を悪しき方向に誘導する可能性すらあり得ます。その”知識人”が業界のトップランナーやあるいは”天才”であった場合、情報の是非を問うことすら危ぶまれます。
書籍や論文のような”批評の洗礼”を受ける過程はどれほど準備されているのでしょうか。
万人が参加できる(世界中の人間が査読できる)とはいえ世に出て一旦定まってしまった方向付けは、そうは簡単に変えることは出来ないことを考えると恐ろしい気もします。
*査読 – Wikipedia
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