前々回記事の音階(スケール)についての補記2です。
音階を手軽に体験する
音楽理論についてこれ以上の説明は私にはできませんが様々な音階を手軽に体験できるガジェットや”おもちゃ”そしてソフトウェアが販売されていますので紹介します。
現在メジャーな楽器はドレミファソラシドで構成される音階で鍵盤なり吹奏楽器の運指なりが作られています。なので、それぞれの音階をなぞるには演奏者自身が音階を覚え自由に演奏するまでにはかなりの訓練が必要です。
ですが、下で紹介する”新しい楽器”はみな、それぞれの音階の出音のみを発音する機能が搭載されていて誰でも簡単に音階をなぞることができ前回記事の”モード演奏”に近い体験を味わうことが可能です。
kaossilator
KORGが発売した手のひらサイズのシンセサイザー。タッチパネル部分(黒い部分)が”鍵盤”になっており、なぞるとピッチ(音の高低)が変わります。各種の音階が搭載されています。

*kaossilator – KORG(旧サイト)
*kaossilator 2 – KORG(旧サイト)
*kaossilator 2s – KORG(近日発売)
おさかなシロフォン(ベビーシロフォン)
ボーネルンドというおもちゃ会社が販売する木琴です。
写真の商品以外にひと回り大きいタイプがあります。そっちはドレミファソラシドの音階です。

*シロフォン – Wikipedia
*お魚シロフォン – ボーネルンド
KORG DS-10
爆発的に売れた任天堂DSの専用ソフトです。何故かamazon限定販売でした。
携帯ゲーム機を本格的なアナログシンセサイザーに変身させる革新的なソフトウェアです。
タッチペンを使って”鍵盤”や”ツマミ”を操作します。DSのインターフェイスを最大限に有効活用したアイデア商品だと思います。こちらも各種の音階が搭載されています。

*KORG DS-10 – Wikipedia
*KORG DS-10 – 公式サイト
KORG DSN-12
上記DS-10の後継モデルとして任天堂3DS専用ソフトKORG DSN-12がダウンロード販売されています。シンセのコアの部分はDS-10とあまり変わりませんが特筆すべきはオシロスコープ機能でしょう。
出音の波形が可視化され目でも楽しむことができます。3DSなので立体視された波形を目視で確認でき、数学の知的欲求までも満たしてくれる斬新なソフトです。

*KORG DSN-12 – KORG
*KORG DSN-12 – DETUNE
GarageBand(iOS版)
KORGの製品やソフトに刺激されたかどうかは判りませんがGarageBandにも少し前のアップデート以降、手軽に音階を体験できる機能が搭載されました。

*GarageBand – 云わずと知れたAppleの入門用DTMソフトウェア
*GarageBand – Apple
上記のモノ全てに説明を加えるとあまりに長くなりますので記事を分割し動画も交えて一つずつ紹介することにします。
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