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神戸三ノ宮ライブ

先日、神戸で行われた”ひづきようこ”さんのライブに行ってきました。

ライブ会場は三ノ宮駅から程近い建物の地下にあるImagine(Restaurant & Live Bar)。フラワーロードを道なりに南に進み、神戸市役所横の公園の西隣という好立地にあります。

ちなみに、当日は大阪難波駅から阪神電車に乗車して神戸に向かったのですが、阪神なんば線初乗車の私にとっては三ノ宮が随分と近く感じました。

大阪難波駅というと、かつては近鉄電車の終点「近鉄難波駅」で路線延伸工事の末に阪神電車と接続されたのですが、私にとっては名古屋に向かう時に使う駅という印象が強く、ここから神戸に行けることが不思議に感じられました。

神戸

神戸(eos6d ef85mm f1.8)

ひづきさんの存在はラジオ関西の”ハイサイ!KOBE”(現 ”ひづきようこの今宵の宴”)という番組で知りました。

第一印象は「可愛い声だな~」位にしか思わなかったのですが、聞いているうちに「意外とズバズバ発言する方だな~」という印象が加わり、”今宵の宴”以降そのイメージがさらに強まった感じです。

その可愛い声と姐さん肌の喋りのギャップが非常に心地よく、土曜夕方放送の”今宵の宴”はどうしても都合の付かない時以外は毎週聴いてます。

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神戸(eos6d ef85mm f1.8)

歌手としてのひづきさんは、実はまだそれ程聴き込んでいる訳では無く知らない部分の方が多いのですが、現段階の理解としては歌謡曲を中心に”癒し系”の曲のイメージが強くあります。

”今宵の宴”の番組内でも生歌演奏を披露されるのですが、その美声に毎週癒されてます。

歌謡曲以外にアニソン(アニメ主題歌・挿入歌)も歌われるのですが、ラジメニアリスナーの私にとってはそちらもツボにはまってます。これだけの美声で癒し系でアニソンを好んで歌う歌手というのはひづきさんの他にいないのではないでしょうか。

この日のライブも、第1ステージが歌謡曲、第2ステージがアニソンという構成でした。

*ラジメニア:同じラジオ関西の番組”青春ラジメニア”
アニメ・特撮をメインにした老舗の歌番組。ふたりのパーソナリティの掛け合いが絶妙で、アニメをほとんど観なくなった今も毎週欠かさず聴いてます(ちなみに私は15歳の頃からのリスナー)。ラジメニアについては長くなるのでいずれ別記事で紹介します。

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神戸(eos6d ef85mm f1.8)

ひづきさんのライブに行こうと私が思い立ったのが今月19日。ライブが22日なのでほんの3日前のことです。

事の発端は昨年末のクリスマスイブの晩に遡るのですが、実に17年ぶりに名古屋の栄でジャズの生演奏(ボーカルあり)を聴き、間近で演奏するプロのミュージシャンの迫力に圧倒され、場を支配する雰囲気と音楽に酔いしれ、素直に感動しました。

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神戸(eos6d ef85mm f1.8)

そこで終わっていれば何のことは無かったのかもしれません。

しかし、偶然その場に居合わせたジャズボーカルの方から自身のライブに誘われ、年を跨いで再び名古屋(今度は覚王山)でプロの演奏の洗礼を受けることになりました。それもライブハウス最前列の特等席、手を伸ばせばボーカルに手が届く距離です。

若い女性ボーカルが熱唱し、同じく若いジャズマン達が表情を歪ませて演奏する姿を至近で目の当たりにし、感動よりも呆然とする自分がそこにいたと思います。一体自分は何なのだと。

それでも、帰宅し時間が経ち気持ちが落ち着くにつれて、やはりライブは素晴らしかったと思うようになりました。

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神戸(eos6d ef85mm f1.8)

するとどういうことになるか。ライブを聴きたい衝動に駆られる自分がそこにいるのです。

実は名古屋の同じ方の紹介で、来月2月にも今度は東京でのライブに行くことになっているのですが、どうもそれまで待てそうにありません。

直近でのライブ(できれば近場で)は無いものかと思い、真っ先に思い浮かんだのがひづきさんでした(こんな書き方をするとひづきさんに失礼ですね。どうもすいません)。

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神戸(eos6d ef85mm f1.8)

ネットでひづきさんの情報を調べてみると、なんと3日後に神戸でライブがあるではないですか。

それと、これも先程の名古屋のジャズボーカルの方の影響によるのですが、ようやく私もfacebookを始めたばかりで、ライブの情報もひづきさんのFBを見て知りました。

3日後に迫るライブのチケットが果たしてとれるのか。ライブ会場に問合せることも考えましたが、どうせならダメ元でと思い、ひづきさんのFBに直接問い合わせてみることにしました。

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神戸(eos6d ef85mm f1.8)

まさか返事は来ないだろうと思っていると、それ以上のまさかで何とひづきさんから直接返事を頂き、「あ、あの”今宵の宴”のひづきさんから返事が来た、、」と一人で舞い上がり、興奮しながら会場にも電話をして予約席を確保したという次第です。説明終わり。

これはfacebookが凄いのか、あるいは時代はここまで進んでしまったのか、はたまた歌手と呼ばれる職業の方に対して私の中で変に誤解があるのか、どれなんでしょうか。

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神戸(eos6d ef85mm f1.8)

ライブ当日は昼過ぎから神戸へと向かいました。大阪に住んでいながら神戸の街をちゃんと探索したことは無かったことに気付き、どうせならと三ノ宮駅から港の方へ徒歩で向かうことにしました。

道なりの途中、ライブ会場の建物の場所を確認してから、メリケンパークを経由してハーバーランドを目指します。目的地はハーバーランド内にあるラジオ関西のサテライトスタジオです。

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神戸(eos6d ef85mm f1.8)

ちなみにライブ会場横で神戸市役所南側の公園は正式名称が”東遊園地”と呼ばれ、”神戸ルミナリエ”の会場で有名な場所です。公園内にある阪神・淡路大震災の慰霊碑に初めて訪れ、一礼した後に港に向かいました。

*神戸ルミナリエ:阪神・淡路大震災の発生を契機に鎮魂と追悼、街の復興を祈念して震災で激減した神戸への観光客を呼び戻す目的で毎年開催されている。(Wikipedia)

単純に綺麗だからという理由で各地の大都市で開催される〇〇ルミナリエとは一線を画します。

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神戸(eos6d ef85mm f1.8)

三ノ宮駅を降りてフラワーロードを南下している時も感じたのですが、神戸の街は高層建築の密度が高まり随分と都市化が図られた印象です。

震災後2年程経った頃に、父と一緒に三ノ宮駅周辺を歩いた時には未だ震災の傷跡が残り、高層建築も神戸市役所くらいしか目に付かなかったと記憶しているのですが、その頃と比べると今はまさに大都会の様相を呈していると感じました。

それでいて、道路は空間が広く確保され落ち着いた印象を受けました。やはり震災を受けて整備が進んだのでしょうか。報道では、それに関しても色々な問題があったと聞きましたが。。

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神戸(eos6d ef85mm f1.8)

メリケンパークに到着し、まず三ノ宮駅から港までの近さに驚きました。徒歩で苦も無く来れる距離です。道なりの街並みは綺麗だし、大阪の人間としては素直に羨ましく思いました。

三ノ宮方面から入ってきたので、最初に訪れる場所が神戸港の震災慰霊碑です。正式名称は”神戸港震災メモリアルパーク”。震災直後の神戸港の被害状況がそのままの状態で保存されていて、またそこからの神戸港の復興の軌跡がパネル展示されています。

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神戸(eos6d ef85mm f1.8)

この時点で”神戸ポートタワー”の姿が大きく視界に入ってきていて、この日は屋外での撮影は予定していなかったのですが、やはり撮影者としての衝動には勝つことができませんでした。バックパックに積んだカメラを取り出し撮影を始めます。

実はこの日のライブに合わせ、新兵器を投入しました。といっても発売から3年以上経過しているのですが、高感度撮影に優れサイレントシャッターも搭載したキャノンの一眼レフカメラです。

それなりに値段も張るので購入までに2年悩みましたが、前述の名古屋覚王山での経験を踏まえ、ライブ撮影に強い機種でもあるということで購入を決めました。

*覚王山ではライブの状況を撮影させて頂きました。

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神戸(eos6d ef85mm f1.8)

この日が初めての実戦投入でしたが、キャノンのカメラは操作が簡単で慣れていることもあり、特に違和感なく撮影できました。

もちろん、この日のライブで撮影を許可して貰えるという保証はこの時点で全くありませんでしたが、万一の時に備えて神戸の街並みの撮影が良い予備練習にもなりました。

既に夕暮れ時に差し掛かり始めていて夕景から夜景へと進む中で、薄暗い環境での撮影の練習としてはうってつけでした(こう書くと今度は神戸の街並みに対して失礼ですね)。

神戸

神戸(eos6d ef85mm f1.8)

神戸の港はやはり雰囲気がありますね。昨年クリスマスの日に横浜に行った時もこの日と同じく夕暮れ時でしたが、同じ大都市の港町としてよく似た部分もあれば、当然違う部分もあります。

横浜にしろ神戸にしろ私にとってはあまりなじみが無く、詳しくは自分でも解っていませんが、やはりあの真っ赤なポートタワーが曲者のような気がしてなりません。

東京タワーの真っ赤なライトアップもそうですが、人として(生き物として?)夕闇や暗闇に浮かぶ真っ赤に染まる巨大な建造物には惹きつけられる何かがあるように思います。

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神戸(eos6d ef85mm f1.8)

ハーバーランドに到着し目的地として決めていたラジオ関西のサテライトスタジオも無事に拝むことができました(その小ささに驚きましたが)。

予定ではJR神戸駅から三ノ宮まで電車で引き返すつもりでしたが、想定外にハーバーランドまでが近かったためライブ開始まで時間が空いたので、今度は夜景を撮ろうと今来た道のりを逆に辿ることにしました。

やはり実際の街中での距離感は、地図で眺めているだけではダメで自分の足で歩いてみないと解らないものですね(この場合、車での移動はNGです)。

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神戸(eos6d ef50mm f1.4)

メリケンパークよりハーバーランド方面を望む

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神戸(eos6d ef50mm f1.4)

神戸ポートタワーの夕景

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神戸(eos6d ef50mm f1.4)

そうこうしている内にライブ会場に到着。ライブ開始は7時半、お店のオープンは7時からということでしたが、この時点で7時少し前。しかし中からは既に演奏が聞こえてくる。

「これは、時間を間違えたか!?」と焦りましたが、扉を開けお店の人に予約している旨を伝え中に通してもらいました。取り敢えず席に着き暫く聴いていると演奏がとぎれとぎれに、、

どうもライブ前のリハだったようです。平日ということもあり、この時点では店内の客はまばらで(というかお店やひづきさんの関係者だけで客はまだ私一人だったかも)、当のひづきさんも何度か私の方へ視線を送って頂き、それだけで何だか得した気分になりました。

ひづきさんからは直接「すいませんリハで、、(もうすぐ始まりますから)」的なことを言って頂き、私の方は何だか申し訳なく「いえいえ」とだけ返しましたが、内心では”むしろリハーサルの様子を見れてラッキー”と思っていました。

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神戸(eos6d ef28mm f1.8)

ライブ会場の様子です。左がひづきようこさん。右がギタリストの田村太一さんです。

先程も書きましたが、この日は第1ステージが歌謡曲、第2ステージがアニソン中心の構成となっています。それぞれでお二人のユニット名が異なるという説明が田村さんの方からありました。

 第1ステージ:Never be away (歌謡ユニット)
 第2ステージ:One Moon (大人のアニソン)

田村太一さんの太”一”と、ひづきさんのひ”づき”を繋げて、”一つき”→”1月”→”One Moon”というユニット名になったそうですが深い意味は特に無いとのことです。”Never be away”については「会場を絶対アウェイにはしない」とのことでした。

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神戸(eos6d ef28mm f1.8)

ライブが始まり、暫くはひづきさんのMCが続くのですが、間もなくして田村さんとの掛け合いが始まります。掛け合いと言っても曲ではなくトークの方ですが、これまた息がピッタリでまるで夫婦漫才のようでした。

それもその筈で、ユニットを結成してからの期間も結構長いみたいでUSTREAM内でユニットとしての番組も持っているようです。その様子をYouTubeで数話のみですが見ることができます。

この田村さんですが、話を聞いていると恐らく私と同世代か下手するとタメかもしれません。MCの曲紹介の中でご自身の思い出話なども話されるのですが、どうも私の記憶と被る場面が何度もありました。

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神戸(eos6d ef50mm f1.4)

今回のライブで田村さんの存在は初めて知ったのですが、ひづきさんのMCによるとあちこちで”引っ張りだこ”の人気ギタリストということです。

実際に間近で聴いた印象としては”非常にエロいギターを弾くなー”というのが正直な感想で(もちろん最大の褒め言葉です)ひづきさんの歌唱も当然素晴らしいのですが、田村さんの演奏には一言で言って惚れました。

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神戸(eos6d ef85mm f1.8)

ひづきさんもMCで話していましたが、上のUSTREAMの動画の頃と比べると随分と貫禄が付いたように見えますが(私も人のことは全く云えません)やはりプロのギタリストの演奏する姿というのは様になります。

ひづきさんとは対照的にライトがあまり当たっていなかったので(笑)顔に影が落ち表情が判りづらいのですが、顔を歪ませて演奏する姿には目を離さずにはいられない迫力があります。

神戸

神戸(eos6d ef85mm f1.8)

ギターソロの場面は正に圧巻でした。

ライブ前のリハでは音が大きすぎるかなとも感じたPAもこの頃には耳に馴染み、また私の席が最前列中央の特等席を確保して頂き間近で演奏を聴くことができたこともあるかもしれませんが、一人の人間がギター1本でこれほどまでの表現ができることに素直に驚きました。

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神戸(eos6d ef85mm f1.8)

ライブ会場に足を運んだほとんどの観客は私を含め、おそらくひづきさんだけを目当てに来ていると思うのですが、個人的にはこの田村太一というギタリストの存在を憶えることができたことも、今回の大きな収穫となったと感じています。

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神戸(eos6d ef85mm f1.8)

ライブの内容ですが、前述の通り前半の第1ステージは歌謡曲中心の構成です。

初っ端の1曲目が小田和正(オフコース)の「生まれ来る子供達のために」でした。

ライブ当日は1月22日。震災のあった1月17日から1週間も経たないということでこの楽曲を選ばれたのだと思います。MCの中でひづきさんも被災されたと話していました。

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神戸(eos6d ef85mm f1.8)

私事で恐縮ですが震災のあった1995年の新春当時、福岡で大学生をしていた私は地元の成人式に出席するために大阪の実家に帰省していました。式後に少し体調を崩し暫く実家に留まることも考えましたが、当時所属していた大学ボート部の”初漕ぎ”に出る為に震災前日の1月16日の最終の新幹線で福岡に戻りました。

ですので、私は震災をリアルタイムでは経験していません。あくまでテレビや新聞の報道の中で知っただけです。その時の印象としては、、対岸の火事としか捉えられなかった自分自身に虚しさを覚えたことを記憶しています。

しかしこの時初めて、私の中で神戸という街を強く意識したのだと思います。私の中での数少ない神戸の思い出として、小学1年の頃に父に連れて行ってもらった”ポートピア”の記憶が急に蘇ってきて、昔の神戸の思い出と震災とが結びついた時、悲しかったことを思い出します。

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神戸(eos6d ef85mm f1.8)

話はライブに戻りますが、1曲目の「生まれ来る子供達のために」を聴きながら、早くも心を鷲掴みにされました。というのも小田和正&オフコースは私が中学生の頃によく聴いていて、この曲もお気に入りの曲だったからです。

ただ、”Never be away”の名の通り、この曲は私に限らず多くの人にとっても少なからず思い入れのある曲でしょうけど。

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神戸(eos6d ef85mm f1.8)

2曲目以降も往年のヒット曲の演奏が続きました。ほとんどが知っている曲ばかりで、今ここで曲目を書き出そうと思うのですが、自分でも不思議なことにスッと出てこないものですね。

何故かということですが、1つにライブ中は歌や演奏そのものに集中しているのと、また1つにひづきさんの一挙一動と表情を見逃すまいと集中していること、そして私の場合は撮影にも心を割いていることで、曲目を覚えるまで頭が回らずキャパオーバーということだと思います。

2番目の”ひづきさんの一挙一動と表情”の下りですが、これだけの美人で歌う姿にも魅力のある方ですから、私の頭の容量を越えても致し方ないと思いますが如何でしょうか。ひづきさんの顔かたちはラジオ関西のHP等で拝見して一応は知っていましたが、実物もやはり美人な方でした。

*撮影について
ライブのリハーサル中にお店の方とひづきさんに撮影の許可を頂きました。

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神戸(eos6d ef85mm f1.8)

気になるのは、前半の第1ステージ最後(だったと思います)の楽曲で松田聖子の「SWEET MEMORIES」を歌う際に、ひづきさん自らのMCの中で”松田聖子ちゃん”と紹介していたのですが、、ひづきさんってお幾つなのでしょうか。

まあ松田聖子は私の世代にとってはやはりアイドルといえばこの人以外に考えられないし、それにいろんな世代にとって松田聖子は”聖子ちゃん”だし、、って自分でも何が言いたいのかよく解りませんが。

いずれにしろ、ライブの様子を撮影しながら、ひづきさんの表情を何とか捉えようとする中で思ったのは、ひづきさんという方は大人の女性の表情と少女の様な表情が極端に交錯するということです。これは中々驚くべきことではないでしょうか。

神戸

神戸(eos6d ef85mm f1.8)

第1ステージが終わり、休憩となる前にひづきさんは観客一人ひとりに声を掛けていました。初めてひづきさんのライブに出席した私にも声を掛けて頂き、挨拶を交わしました。

なんてサービス精神豊かな方だろうと感心というか感激しました。粗相のないようにと何とか”普通に”話したつもりですが、私の努力が報われたかどうかは判りません。

ただ、ステージ上までの距離も結構近かったのですが、面と向かって至近で見るひづきさんは(当たり前ですが)等身大の女性で”とても自然な感じ”のする方でした。

神戸

神戸(eos6d ef85mm f1.8)

第2ステージが始まり、数々のアニソンの名曲が演奏されます。明らかにギターの田村さんのMCの機会が増えたように感じたのは私だけでしょうか。”ああ、この人、同じ世代だなー”と強く感じたのもこの時です。

ちなみに第2ステージ冒頭のひづきさんのMCで”なぜアニソンを歌うのか”という話題に触れていましたが、結論として”好きだから・歌いたいから”ということでした。

神戸

神戸(eos6d ef85mm f1.8)

一昔前ならアニメの曲と聞いただけで”ワンランク下の音楽”とか”子供の聴く音楽”とか偏見を持つ人間もいたかもしれませんが、アニメソングやアニメのBGMにも名曲または聴きごたえのある音楽は山のようにあります。

それにそもそも、特にこの国では、名だたる作曲家やミュージシャンがテレビ・映画を問わずアニメ作品に楽曲を提供したり音楽監督を務めることも数多くあります。

だからという訳ではありませんが、アニソンは少なくともこの国では十分に市民権を得ていて、むしろアニメ作品に楽曲を提供することこそが一流ミュージシャンとしての証という意味合いすらもかなり以前からあると思います。

神戸

神戸(eos6d ef85mm f1.8)

それに、やはりアニソンというのは幼少の頃や10代の頃に聴いた記憶が色濃く心の中に宿っているため、特に思い入れの強い曲が誰にとっても多いと思います。

その意味で、ひづきさんのようにアニソンをメインにした音楽ライブがもっと多くのミュージシャンの間で増えたとしても不思議ではないし、音楽のジャンルを越えた色んなアニソンの形があれば是非とも聴いてみたいとも思います。

神戸

神戸(eos6d ef50mm f1.4)

急遽に思い立ち出席したライブでしたが、やはり来て良かったです。

神戸という街に初めて本当の意味で訪れ、この街での初めての身の拠り所が出来たような感じがしています。同じ場所で2か月後にライブがあるということですが、また来ようと考えています。

神戸

神戸(eos6d ef28mm f1.8)

最後にライブアンコールで歌われた曲を動画で紹介します。

写真撮影の許可は頂きましたが、流石にライブで動画撮影はNGだろうと思い自粛していました。ですが会場を見ると明らかに動画撮影している人を見かけ、半ば衝動的に撮影に踏み切った動画です。なので、曲の途中からですが当日のライブ会場の雰囲気は伝わると思います。

*非公開にしました(1/28)

Vocal:ひづきようこ Guitar:田村太一
作詞 :園山俊二 作曲:かまやつひろし 編曲:田村太一

2016年1月22日 神戸 イマジン (Restaurant & Live Bar)

撮影:桑田佳和 eos6d ef85mm f1.8

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