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ご覧のカテゴリーは「写真について」です。

写真現像の色選び

January 15th, 2015

色選びが難しいのは”色を塗る”作業の時だけでなく、写真の”現像”(デジタルなので実際は”画像加工”)の場合もそうです。

特にデジタル写真に於いて顕著ですが、写真は撮ったままの状態(RAWであれJPGであれ)では写実的な”只の画像”です。

JPG – Wikipedia
RAW画像 – Wikipedia
RAW現像とは? – Adobe

ですが”現像”することにより”只の画像”が”絵画”に化けます。しかも”現像の仕方”により”幾通りもの”絵画に化けます。(カメラ内設定や撮影条件により、撮ったままの状態でも 十二分に鑑賞作品として通用する場合も多々あります)

photoshop  lightroom

話の流れからお分かりだと思いますが、”現像の仕方”には”色の選び方”が非常に重要な要素となります。

極端な色の選び方として判りやすいのは”モノクロ写真”です。一切の”色相”を排除し、陰影のコントラストのみで描かれる画面には、被写体の本質を見抜く力が宿ります。

色相 – Wikipedia

あと判りやすい例としては、オリンパスを初めとする各社の”アートフィルター”でしょうか。

アートフィルター – Olympus
アートフィルター写真 – fotopus/Olympus

フィルム現像の手法の一部をデジタルの技術で再現したものでPhotoshopやLightroomなどを使わなくてもカメラ内で各種の”現像”処理を施すことが出来ます。

analogcolor

いずれにせよ、現像の過程でどのような色調の絵にするかは様々な解釈があり、一つの同じ写真から複数の違った印象の絵にすることが可能です。

そこが現像の面白さであると思う訳です。

ただし、自分の思う通りの絵や、あるいは思いもよらない絵に仕上げる為には”色の仕組み”と現像についての理解を深める必要があり、私にとっての当面の課題です。

– Wikipedia
色の3属性 – Wikipedia
現像 – Wikipedia

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写真について

January 6th, 2015

前回記事の”写真”についての補記です。

”写真にとってまず重要なのは交換レンズの性能”と書きましたが、良い写真を撮るための自分なりの優先順位を改めて考えてみて、次の様な結論に達しました。

1被写体 2彩光 3現像 4レンズ 5運 6カメラ 7腕前

現像 – Wikipedia

1曲作れそうな言葉の並びですが、5の”運”は受け狙いではなく”偶然”や”シャッターチャンス”という意味合いです。

レンズの地位は意外と高くありませんでした(笑)

それでも腕前をカバーするのに、現状ではレンズの力に大いに頼っています。順位の変動は今後あると思います。

P.S.
順位表を作ってみて妙に納得したことがあります。

”良い写真”を撮るにあたり高価な道具は必ずしも必要なく、例えば”トイカメラ”や”写ルンです”で撮った写真でも名作写真は実在し、優れた写真集も出版されています。

その理由は何だろうと、ずっと考えてきましたが自作順位表の1~3や5や7の部分がキモなのでしょう。ただし高い機材の方が一見して良い写真を撮れる確率が跳ね上がるのも、また事実だと思います。

トイカメラ – Wikipedia
写ルンです – Wikipedia

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Made in Japan

January 6th, 2015

レンズ交換式カメラの世界シェアはCanonとNikonで約8割。
Sony、Olympus、Panasonicのシェアを加えると約96%。
(2012年 出荷台数/週刊東洋経済2014年2/8号)

*レンズ交換式カメラ=一眼レフカメラ+ミラーレスカメラ

一眼レフカメラ – Wikipedia
ミラーレス一眼カメラ – Wikipedia

*「デジタル一眼レフとは?」- デジカメ比較研究会
「ミラーレスカメラとは?」- デジカメ比較研究会

made in japan

自宅にて 2013 初夏(eos5d2 tamron90mm f2.8)

プロの撮影現場でもこの比率はそうは変わらないでしょう。つまり我々が目にするほぼ全ての写真がMade in Japanの製品により撮影されていることになります。

*現地工場生産が進み、厳密にはMade in Japanではないこともあります(ただし、国内回帰の動きもあります)

made in japan

自宅にて 2013 初夏(eos5d2 ef100mm f2.8 macro)

カメラが売れないと云われる昨今ですが、現状では日本企業の独断場のようにも見えます。しかし海外の気鋭のメーカーも台頭してきており、牙城を崩される可能性も無視できません。

made in japan

自宅にて 2013 初夏(eos5d2 ef100mm f2.8 macro)

ただ、膨大なレンズ資産がある限りプロやハイアマチュアを対象とした市場では当面は安泰だと思います。

カメラ本体もさることながら写真にとってまず重要なのは交換レンズの性能だと考えています。

製造の現場に携わった訳ではないのであくまで想像ですがレンズの設計や製作には、蓄積してきた技術や最新技術とともに高度な”職人芸”が必要になるのではないでしょうか。

他の製品では他国の追随を許したMade in Japanですが、光学製品に限らず”職人芸”が必要とされるジャンルにこそ世界で生き残るヒントが隠されているのかもしれません。

*「写真用レンズをつくる人たち」- ウェブマガジン

CAST:Canonレンズ

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希望

January 4th, 2015

希望

自宅にて 2012 冬(eos5d2 ef50mm f2.5 macro)

希望

自宅にて 2012 冬(eos5d2 ef50mm f2.5 macro)

すいません、ちょっと”写真家ぶって”みました。

何処かで読んだのですが、写真集は哲学書に例えられることがあるそうです。写真には写真家の”世界の見方”が反映されるという意味でそうなるのだそうです。

写真が好きで、書店ではよく写真集を立ち読みするのですが、確かにその写真家独自の世界観を感じさせる作品もあります。

ですが、大抵の写真集は作家の自己満足にしか過ぎない、意図のよく判らない作品のように思えてなりません。

一言でセリフで表すなら次の様な感じでしょうか。
「俺はこれが芸術だと思う。さあ見ろ」

見方も悪いのでしょうが、写真はプロや評論家だけを相手にするのではなく、あくまで大衆芸術だと私は考えています。

我々素人にも理解できる作品作りをして欲しいと思いますし、まず第一に見て楽しむことのできる作品を世に送り出すことがプロとしての責任ではないでしょうか。

この記事では敢えて抽象的な写真を掲載してみました。

タイトルは写真の見た目の印象から適当に付けました。
(意図しない写真でも後から理由付けはできます)

大衆文化 – Wikipedia

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星夜を駆ける

December 31st, 2014

撮影機材も揃ってきたことですし、来年は星景の写真や
タイムラプス動画にもチャレンジしてみるつもりです。

天体写真 – Wikipedia
Time-lapse photography – Wikipedia
*「星景写真」 – 個人サイト

タカハシ

自宅にて 2012 秋(eos7d sigma 30mm f1.4)

ただ、写真の赤道義は見た目は割と今風ですが実は齢20年オーバーの年代物です(*)

観測には十分な精度だと思いますが、撮影となるとどこまで耐えてくれるかは今のところ未知数です。まあ、重い機材を積むわけでもなく、短時間の露光かつ低倍率の撮影なので大丈夫だと楽観しています。

*そこが高橋製作所の非凡な一面だと思っています。光学性能・堅牢性・意匠ともに国内では随一です。(価格も天下一品ですが)

タカハシ

自宅にて 2012 秋(eos7d planar 50mm f1.4)

CAST:高橋製作所EM-1S(*)

*彩光が良くなかった為、だいぶ現像でごまかしてます。
 同被写体の加工無しの写真はこちらをご覧下さい。

星景(タイムラプス動画)

機材を紹介した後ではちょっと情けないですが、他の人が撮影した星景の動画を紹介します。

どれもHD画質の動画ですので大きなモニターでフル画面にてご覧になることをお勧めします。

先日NHKで星景のタイムラプス動画の特集番組を観ましたが、南米の高地や北米の平原地帯など国外での撮影ばかりでした。

確かに目を見張る美しい映像だったのですが、国内でも紹介した動画から判るように、学術目的でもない限りは十二分に美しい映像が撮れると思います。

初っ端に赤道義の写真を載せましたが、紹介した動画は全て赤道義を使わない固定撮影でした。最後の動画はスライダーという道具にカメラを固定して撮影しており、”動きのある”映像に仕上がっています。

スライダー – デジカメ Watch

スライダーを使った映像表現

次の動画は星景ではないですがスライダーを使った動画撮影のメイキング映像です。映像表現の幅がぐっと拡がることが非常によく判ります。

ALLEX_S(↑動画のスライダー)- Libec

私も近いうちにスライダーを使って、メゾン松原のPV動画(紹介映像)を制作したいと考えています。擬似的な動画はこちらの別記事で紹介しています。(プログラミングによる演出です)

P.S.
紹介したスライダーは、この手の商品としては良心的な価格設定で安価な部類に入るとは思いますが、それでもまだ気軽に手が出せる金額ではないです。取り敢えずは高価な既製品には手を出さず、DIYの精神で自作を試みてみようと考えています。

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