前回記事の音階(スケール)についての補記です。
音楽の3要素
私は音楽理論には詳しくないのですが、作曲の技法を知る、つまり”曲”を曲足らしめるには、様々な”音楽の要素”を理解する必要があるそうです。
一般に音楽の3要素と呼ばれるのが次です。
1.旋律(メロディ)2.和音(ハーモニー)3.拍子(リズム)
他にも色々な要素があると思いますが、まずはこの3要素を”押さえる”だけでも作曲らしきことはできるようです。
モード演奏
そして1.旋律に関してですが、、”音階”(スケール)というものがあり、そこでの音を踏襲するだけでも、旋律らしきものを作ることができます。
*音階 – Wikipedia
いや”できる”というのは言葉が過ぎるかもしれませんが作ることができそうな”モード”(気分)に入るのは確かです。おそらくJazzなどの即興演奏はこの”モード”の状態?での演奏のことを指すのではないでしょうか。
以下、Wikipedia等からのにわか知識になりますが、、
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”モード・ジャズ”とは、コード進行よりも旋法(モード)
を用いて演奏されるジャズのことを言う。
それ以前の”ビバップ”は、即興演奏を含め基本はコード
進行による演奏を主とするジャズのことを言う。
旋法(モード)の説明はこうです。
”音階を用いて記述される、旋律の背後に働く音の力学”
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*モード・ジャズ – Wikipedia
*旋法(モード) – Wikipedia
*ビバップ – Wikipedia
確かに、音階の音をなぞる時、1音1音に自分の体が何かに引っ張られるような感覚を覚えることがあります。(物理的な力学とは意味が異なるのは承知の上です)
*モードを”気分”と称したのは私の勝手な解釈です。そもそもスペルも発音も異なります(modeとmood)
音階(スケール)
”限られた単音の組合せ”で地域や民族固有の音階があり、たとえば日本古来の音階は次の単音の組合せとなります。
C D E G A(ド レ ミ ソ ラ)
他にもブルースやJazzなどで使われる音階や中国古来の音階など、世界には幾つかのパターンに分類されるものの相当数の固有の音階が存在します。そして、その音階の音を鍵盤などで軽くなぞるだけでもそれっぽい旋律が聴こえてくるのはある意味で驚きです。
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